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日本に昔からある着物には、さまざまな決まりがあります。「家紋」もその一つ。チェックするポイントをお知らせしましょう。
着物の紋は、背中に一つの一つ紋、一つ紋の他に左右胸元にそれぞれ紋を付ける三つ紋、そこから更に両袖にも紋を付ける五つ紋があります。この紋の数が多ければ多いほど、格式は上となるのです。五つ紋は一番格式が上となりますから、厳粛な式典などで主催者側が着るのが一般的です。結婚式でも新郎新婦の親族が五つ紋、ゲストは三つ紋か一つ紋となります。
慶事などのお祝いの席も、身内だけなら小紋のようなカジュアルな着物でもOKでしょうが、大勢の方をお招きする場合は気を配りましょう。五つ紋は仰々しいかも知れませんから、三つ紋か一つ紋の装いをおすすめします。呼ばれる側は、主催者よりも格上の着物はNG。一つ紋もしくは無紋でも大丈夫です。
ただし例外もあります。最近のほとんどの振袖や訪問着は紋が無いのです。無紋でもフォーマルな着物で通用します。振袖は未婚の時にしか着られませんが、訪問着は未婚既婚に関係なく着ることができる、とっても便利な着物なのです。
好みのものを一枚揃えておくと便利かも知れませんね。
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