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「家」という家族制度があった時代は、長寿の祝いは跡取りが親しい方々をご招待しました。もちろん費用も跡取りが負担することとなっていたのです。近年は跡取りという意味も薄れてきたので、長寿の祝いの方法も色々変わってきました。子供や孫が皆で費用を分割する場合もあれば、配偶者が主催者となる時もあります。お祝いされる本人が現役の場合は、本人が費用負担することも珍しくないのです。つまり、現代はケースバイケースとなっていて、決まりは無いと言って良いでしょう。
もちろん招待をされる側は、お祝いを包みます。金額の目安は10,000~30,000円ですが、親族によっては100,000円という場合もありますから、他の方と費用負担は事前に打合せを行って下さい。
長寿のお祝いの時は、本人は祝いの席に顔を出すだけで良いとされていて、特にお返しは用意しなくても大丈夫です。ただし身内だけでなく教え子や後輩などが祝賀会などを催してくれた時は、お返しを用意することもあります。その際は紅白まんじゅうやお赤飯など、縁起が良くて格式ばらないものが人気です。
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