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関西中心の伝統行事「十三参り」は、数えで十三歳になった子供が福徳と知恵の菩薩「虚空蔵菩薩」にお参りするものです。大切な行事ですので、正装で参拝することが一般的となっています。
男の子は七五三の時と同じく「羽織袴」ですが、最近はスーツや学校の制服なども増えてきました。
女の子は「本裁ちした着物」、つまり大人の着物の裁ち方と同じになるのです。振袖はもちろん、訪問着でも小紋でもOKですが、十三参りであるなら「肩あげ」がなくてはいけません。肩あげとは、成長が激しい子供時代に、大き目の着物を購入して、成長に合わせて調整しながら何年か続けて同じ着物を着る方法で、子供の頃にしかやりません。この肩あげがあることで、見た目も可愛らしくなります。
昔は、この十三参りを期に着物の立ち居振る舞いを学んだということです。お参りの後に食事をされる場合は、衿元を汚さないように麺類は避けたり、長い袖は踏まないように注意したり、トイレの使い方も着崩れを避ける工夫をする等々、大人のマナーを意識できれば良いでしょう。
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