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赤ちゃんが誕生して100~130日頃に行われる「お食い初め」の儀式。これまで元気に育ったことを感謝して、同時にこれからも一生食べ物に困らないようにとの願いを込めて家族でお祝いします。
初めて赤ちゃんが箸を使うことから、別名「箸初め」「箸そろえ」「箸立て」などと言われ、地方によって色々な呼び方があるようです。そんなお祝いの食事に欠かせないのが「祝い箸」。どんなものでしょうか?
祝箸は「末広がりの八寸」と言われます。寸は昔の長さの単位で、一寸約3㎝。八寸は約24cmで、これが箸の長さです。末広がりとは、八の漢字が下に広がっていて、縁起の良い形ということから、八の字は昔から好まれていました。箸の両側が細くなっていて、素材は柳の木となります。
柳を使うという理由は、その柔らかい質がポイントなのです。大切なお祝いの席で、箸が折れてしまったりすると、とても縁起が悪いと昔から言われていました。柳の木は、丈夫でしなやかなため、その心配が無いのです。
また、白木の香りは邪気を払うとの言い伝えもあるので、祝箸は塗りではなく、白木のものを使います。
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