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生まれた時を一歳と考え、その後お正月を迎えるたびに年を重ねるのが「数え年」、昔から日本で使われた年の数え方です。七五三も歴史が長いお祝の一つですから、数え年で行われるのが普通でした。でも近年では数え年だけでなく、満年齢で七五三を行う場合も増えてきましたのです。どうしてでしょう?
一月一日に生まれた場合は、生まれた日が一歳、翌年の元日が二歳となります。ところが十二月三十一日に生まれた場合は、生まれた日が一歳、次の日は翌年の元日となるため、いっきに二歳となってしまうのです。大みそかに生まれた子と次の日の元日に生まれた子は、一日違いにも係らず、年齢は一歳違ってしまうのが、数え年・・・難しいですよね。
数え年で七五三を行うとなると、一月や二月に生まれた子はともかく、十一月後半や十二月に生まれた子は、まだまだ幼く本人の負担も大きいようです。
その子の成長に合わせて七五三の儀式を祝うというのが、最近の傾向と言って良いでしょう。
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