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お食い初めの儀式にも、細かい流れがあります。ご膳を用意して、記念撮影をすれば良いという訳ではありません。ポイントをお知らせしましょう。
まずは「養い親」を決めます。祖父母又は親戚の中でも長老の方になっていただくのが一般的です。赤ちゃんが男の子なら男性、女の子なら女性となります。夫婦だけでお食い初めを行う場合は、養い親にこだわる必要はありません。
養い親が、膝の上に赤ちゃんを抱いて、食べ物を赤ちゃんの口元に運んで、食べさせる真似をします。口に持っていく順番は「飯→汁物→飯→魚→飯」これを3回繰り返すのです。煮物などはご膳として用意するだけで、実際使うことはありません。どれも赤ちゃんの唇にあてるだけでOKですが、一粒だけでも食べさせると良いという地域もあります。
一通り食べさせたら、最後に「歯がための石」の出番です。歯がための石は「丈夫な歯が生えてくるように」との意味がありますから、その願いを込めて石に箸をつけ、その箸を赤ちゃんの歯茎に優しく触れたら、お食い初めは終了となります。
赤ちゃんは機嫌が悪いとなかなか言うことを聞いてくれませんから、ゆったりとした気持ちで儀式に臨みましょう。
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